開催国のハードワークを韓国の決定力と組織力が上回る


フランス人のアラン・ペランとドイツ人のウリライヒ・シュティーリケという欧州の名将による対戦でもあるが、主役である選手たちは組織的な戦術をベーストしながらも、局面で激しい当たり合いを繰り返した。
特に中国のガオ・リンと韓国のイ・ジョンヒョプという両エースに対するマークは厳しく、[4−1−4−1]の中国はGKワン・ダレイや両CBからの正確なフィードを起点に、サイドを有効に使った速攻、[4−2−3−1]の韓国はボランチのチャンヒョンスを軸に、左ウィングの10番イ・ジョンホが中に流れてアクセントとなる中盤のパスワークを基本にするスタイルの違いはあるが、前線で思う様にボールをキープできないまま。



得点チャンスも相手のミスを突いてのカウンターに限られたが、前半の終了間際に韓国が一瞬の隙を突いてトップ下から右に流れたイ・ジェソンの縦パスにクロスオーバーで中央に抜け出したキム・スンデが合わせて見事に先制点を決めた。
ゲームが動いたことで、反撃に出る中国に対し、韓国がカウンターでスペースを突く展開に変わる。



後半12分にイ・ジェソンのサイドの抜け出しから、中で受けたイ・ジョンホが流し込んだ追加点もそれがはまった形だ。疲労が出て来る時間帯で2点を追う立場となった中国は途中出場のFWユ・ダバオをターゲットに迫力ある攻撃を繰り出すが、韓国は高いラインを保ちながら球際で奮闘し、そのまま終了。中国の奮闘が目立ったものの、韓国の組織力、勝負所の集中力、リスクマネージメントが上回る結果となった。



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