開催国・中国との激しい打ち合いで北朝鮮が勝負強さを発揮


暑さの残る中でも一進一退の激しい攻防を繰り広げられた。最初に試合のペースを掴んだのは朝鮮民主主義人民共和国。
前戦からの激しいチェックで中国を押し込むと、前半5分にセカンドボールをジュ・ヒョシムが粘り強く前線につなぐと、キム・ユンミがペナルティエリア内で中国DFに挟まれながらもボールをキープし、反転気味のシュートでゴールネットを揺らした。

さらに攻勢をかける朝鮮民主主義人民共和国は前半24分に左サイドのパス交換から縦に抜けだしたジュ・ヒョシムのシュートがブロックされたものの、こぼれ球を拾ったMFウィ・ジョンシムが思い切りよく左足を振り抜き追加点をあげた。

しかし、前線からのプレッシャーがやや弱まった朝鮮民主主義人民共和国に対し、中国は鋭いサイドアタックで反撃に出る。

前半32分にミドルシュートがリ・ドンナのハンドを誘いPKのチャンスを得ると、キム・ウニャンがしっかりと決めて1点差。
スタンドが沸く中でさらに勢いを増す中国は後半に俊速のFWシウ・ジュンを投入し、左MFのハン・ペンを右サイドに、FWウァン・シャウンを前線から左に移して、縦の攻撃をスピードアップさせた。52分の同点ゴールはまさにこの交替が実ったものだ。

ウァン・シャウンが左サイドから入れたボールを中央で素早くつなぐと、ゴール前に侵入したリウ・ジュンのシュートはブロックされたが、こぼれ球をエースのワン・シャンシャンが右足で流し込んだ。

完全に波に乗ったかに見えた中国だが、やはり疲れが出たのか全体が間延びした状況を朝鮮民主主義人民共和国は逃さなかった。
69分に中国陣内の深くまでボールを運ぶと、右寄りの位置でパスを受けたウィ・ジョンシムが鋭いカットインで2人をかわして左足のシュート。
2得点目となるゴールで再び勝ち越しに成功。終盤は朝鮮民主主義人民共和国の選手が何度も足をつる様子を見せたが、最後の猛攻に出た中国にゴールを割らせず。
苦しい試合の中でも勝負強さを見せた朝鮮民主主義人民共和国は2連勝で、韓国との3戦目に前回大会に続く優勝をかけることとなった。

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